ホエイプロテイン - ブログ
2017/11/30 12:35
ホエイプロテイン
最も一般的で筋肉を増やすのに効果的と言われているのが、プロテインの王様とも呼ばれる、ホエイプロテインになります。
ホエイプロテインは、牛乳から乳脂肪分などを取り除いた水溶液の乳清というもので作られています。
ホエイプロテインの主な特徴は、体内への吸収が早いことと、筋肉の生成や筋肉の分解を抑える上で重要なアミノ酸(BCAAと呼ばれている)を多く含んでいることです。
ホエイプロテインは、グラム当たりのタンパク質含有量が一番多いのもこのホエイプロテインの特徴です。
ホエイプロテインは吸収が早いということで、トレーニング直後の身体がアミノ酸を欲している時に飲むのが適しているプロテインです。
ホエイプロテインは、さらに吸収を早めるために、１００％のオレンジジュースなどで割って飲むと良いようです。
ホエイプロテインは製法が細かく分かれていて、ＷＰＣ、ＷＰＩ、ＷＰＨ、ＣＦＭと呼ばれる区分に分かれています。
ホエイプロテインのＷＰＣ製法というのは「Ｗｈｅｙ Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｃｏｎｃｅｎｔｒａｔｅ」の頭文字をとったもので、日本語に訳すと「濃縮乳清タンパク質」という意味になります。
ホエイプロテインのＷＰＣ製法の特徴は、アミノ酸が結合してより吸収しやすい形のホエイペプチドやカルシウム、ビタミン等の成分も一緒に残しておけるということです。
ホエイプロテインのＷＰＣ製法、乳糖不耐症などで、牛乳でお腹を下してしまう人は、飲んだ後にお腹を下したりしてしまう人もいるようです。
ホエイプロテインは、タンパク質の含有量は高いものだと９０％のものもあるのですが、このＷＰＣ製法では８０％程度くらいまでになり、値段は比較的安価になります。
ホエイプロテインのＷＰＩ製法は「Ｗｈｅy Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｉｓｏｌａｔｅ」の頭文字をとったもので日本語に訳すと「分離乳清タンパク質」という意味になります。
ホエイプロテインのＷＰＩ製法はほとんど不純物を含まない純度の高いプロテインを精製できるのが特徴で、タンパク質含有量が９５％以上ののプロテインを作るのが可能な製法です。
ホエイプロテインのＷＰＩ製法は脂質も非常に少なく、乳糖がほとんど含まれていないのでお腹の不調にもつながりにくいです。
ホエイプロテインのＷＰＩ製法は、ホエイペプチドやビタミン、ミネラルの量がＷＰＣに比べて若干少なくなったり、値段もＷＰＣより少し高価になります。
ホエイプロテインのＣＦＭ製法は「Ｃｒｏss Ｆｌｏｗ Ｍｉｃｒｏｆｉｌｔｒａｔｉｏｎ」の頭文字になります。
ホエイプロテインのＣＦＭ製法の特徴は、ＷＰＣよりもタンパク質含有量の高いプロテインでありながらＷＰＩよりもホエイペプチドやカルシウム等の含有率の高いプロテインになります。
ホエイプロテインのＣＦＭ製法は、タンパク質の含有率はＷＰＣ以上ＷＰＩ未満程になります。
ホエイプロテインのＣＦＭ製法の値段はＷＰＣより少し高めでＷＰＩとの値段の比較はメーカーによってなぜか差があります。
ホエイプロテインのＷＰＨ製法は「Ｗｈｅy Ｐｒｏｔｅｉｎ Ｈｙｄｒｏｌｙｚｅｄ」の頭文字を取ってつけられた名称で、“加水分解乳清タンパク質”の意味です。
ホエイプロテインのＷＰＨ製法はホエイペプチドとも言われるこの製法のプロテインは、分子がとても小さいため吸収されるスピードも非常に早いのが特徴です。
ホエイプロテインのＷＰＨ製法は、値段もこの製法のプロテインが一番高くなります。
ホエイプロテインのＷＰＨ製法は、現状は海外でも国内でも販売されている種類が少ないようです。
